基礎から学ぶ中学数学

コンセプト

この授業は,もともと中高一貫校に通う中学生を対象に作ったものです.したがって中学数学を短期間で速習できる上に,高校数学にスムーズにつながるような構成になっています.映像授業なので自分のペースで進めることができますが,毎週1回(2時間程度)ずつ受講すると,おおよそ1年間で全単元を学ぶことができます.さらに,大学受験において苦手な人が多い「幾何」については,一般的な中学数学の内容よりもずっと深く本格的な内容を学び,高校数学や大学受験でも役立つようになっています.

一方で,高校受験をする中学生に受講していただくのもおすすめです.この授業の中では高校受験の対策はしませんが,中学1・2年の間にこの授業を受講して,中学数学の土台をしっかりと固めた上で,中学3年で受験対策をするとよいでしょう.中学校の3年間を丸々かけて中学数学を学んでいると,当然ですが高校受験には間に合いません.今後需要があれば,高校受験対策の授業も作る予定です.

授業の構成

全単元を大きく「代数」と「幾何」に分けています.代数の第1章から始めて,代数と幾何を交互に進めると学びやすいようになっています.表の最右段のリンクからテキストのPDFがダウンロードできます.代数の第1章と幾何の第1章は YouTube で公開しています.

代数(計23回)

1章正負の数と文字式3回テキスト
2章方程式と不等式3回テキスト
3章1次関数3回テキスト
4章展開と因数分解3回テキスト
5章平方根と2次方程式4回テキスト
6章2次関数4回テキスト
7章場合の数と確率3回テキスト

幾何(計28回)

1章平面幾何学の基礎4回テキスト
2章直線図形5回テキスト
3章5回テキスト
4章相似6回テキスト
5章三平方の定理3回テキスト
6章立体幾何5回テキスト

授業の受講方法

  • 中学数学を最初から学ぶ場合は,代数の第1章から始めて,代数と幾何を交互に進めてください.1回の授業がだいたい2時間くらいで,全部で51回あります.毎週1回ずつ受講すれば,無理のないペースで,中学数学を約1年間で学び終えることができます.
    中1の途中とか中2になってから受講を始める場合には,必要な単元だけ選んで受講してください(選び方が分からない場合はご相談ください).
    中高一貫校の場合でも,高校受験をする場合でも,中2までに受講を終えるのが標準的な進度ですが,自分のペースに合わせて調整してください.
  • 授業を受ける際には,必ずノートを取ってください.ノートは何でもよいですが,数学の場合は横に罫線が入ったものは使いにくいかもしれません.縦横に等間隔に罫線の入ったもの,もしくは白紙がおすすめです.また,幾何の授業では定規とコンパスを使うことがあるので,用意してください.
  • 予習は必要ありません.授業を受ける際には,テキスト・ノート・筆記用具(幾何では定規とコンパス)を用意してください.復習は自由にしてください.

訂正

テキストや板書にミスがあった場合は,ここに記載します.

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